子供にもいいんです。いや、必要かも?

私がヨガレッスンした後、流れていたYouTubeを見て遊び半分で息子がヨガしていました。
あまりメジャーではない?かな、、、。ここらへんは田舎だから余計かな。実は今キッズもヨガが必要な子が多いんです。
私達の時代(昭和?笑)は遊びと言えば、外遊びがほとんどでした。足場の悪い山、川、土手で遊んだり、公園で滑り台を逆に登ったり、他の遊具でも本来そういう遊び方でないような独自の遊び方を生み出し、やんちゃな遊びをしたり、、、。
それらは大切な感覚を自然と養ってくれていた。
それは自分達で『危険を察知する力』『第6感を働かせること』です。
足場の悪いところでは、足場の安全そうなところを自分で見定め脚を置き、自然とバランス感覚を養ってきた。雲梯、鉄棒のような遊具での遊びは当然、腕の筋肉、腹筋、背筋が鍛えられる。鬼ごっこ、かけっこはしっかり走ることで、脚力、持久力、肺の力が、鍛えられる。暑いときも寒いときも、例え怪我をしても、『もうあの遊びはしない』『つぎは気をつけよう』そうやってたくさんの体験を繰り返し、自分達で学びながら、外で元気よく遊び、自然に体力が身についていた。
では、今の子はどうでしょうか?誰かが公園の遊具で怪我をすれば、すぐにロープがひかれ、遊ばないようにと。今の子は安全が用意された場所でしか遊ぶ機会がない。怪我をしないようにとルール通りの遊び方。(当然ではあるのだけど、時には怪我をして、自ら危険だと学ばせることも必要だったり、、、)夏は熱中症になるから。公園には変な人が出るから危ない。そうやって子供の遊ぶ場所、遊べる場所が減り、私達大人達がその機会を奪っていることさえある。自然に触れ合う機会、時間をあえてつくり出さないといけないことが多いのではないでしょうか。
自然と身についていた力が適性年齢のうちに身につかずに成長している子が増えている。気管支系が弱い子が増えているのもそれがひとつの原因とも言えるかもしれない。運動能力の低下の原因も同じことが言えるかもしれない。
身体をしっかりと動かし、めいいっぱい呼吸をすること、適性年齢のうちに必要な最低限の筋力を身につけさせること。今は意識しないとできない時代。習い事では得られない『第6感』を身につけさせること、我が家にとっての課題でもある。